柔道整復師がRYT200に挑戦中！

RYT200のレッスンも残すところあと３週間です。
毎週（水）（土）を除き、日曜日は昼間の師匠のレッスンに参加して、ヨガ漬けの毎日を送っております。

クラスメイトが国籍や言語が違う中、日本語でレッスンを受けながら日本語でブログを書いたり、既にスタジオでヨガを教えていたり・・・と
とても優秀な方で僕もとても良い影響を受けています。

僕はというと・・・・優秀なクラスメイトに感化されつつも、夜の鍼灸の学校や仕事を言い訳にしてまだヨガをスタジオで教えるところまで到達していません。
早くインストラクターデビューしないといけませんね！来月は必ずインストラクターとして活躍の場を拡げますよー！！

さて、ここでそんな僕のヨガLIFEを少しご紹介します。

例えば、先週の金曜日はいつものスタジオでのレッスンはお休みしてカフェで自分たちのインストラクションやブログについて「もっとこうした方が良い」とか「読み手の立場にたってこんな風に書き方を変えた方がわかりやすい」等みんなのブログについてディスカッションしました。

師匠からのブログの書き方のお直しは、ヨガインストラクターとしてやっていく上でも大切なことでとても勉強になります。

ヨガだけではなく、なんでもそうだと思いますが、人に何かを教える上で自己満足であってはいけないと思うので、自分のインストラクションを客観的に見て、きちんと相手に伝わっているかを考える事は重要ですね。

僕は、毎週（水）（土）は柔道整復師として整体の仕事をしています。このお店も先月OPENしたばかりで、今年の夏は色々と初心に還ることが多かった夏でした。ここでも休憩時間はというと、ヨーガ・スートラを読み、鏡の前でストレッチや瞑想をして過ごしています。

教材のヨーガ・スートラの中には、たくさんの教訓があります。

例えば蚕の話では、蚕は葉を貪り食べ続けた結果、疲れ果てて眠ってしまい自分の口から出した糸を全身に纏って深い眠りに就く。本当は少しでも他人と分かち合うべきだったのに…。
そして、蚕は気づく。自分たちは全く利己的だった。叡智ある人が無私の自己犠牲の話をしていたことを思い出した。自分たちは、全く利己的で叡智ある人々が話していたことを右から左へと聞き流していた。そして、食べ続けた・・・
蚕は悔い改め、お祈りをして、断食をする。そして、彼らの無意識の中にある全ての印象を消し、二度と利己的に生きない事を、どんなものでも受け入れる前に識別する事を決意する。その決意が成されるとき、彼らの身体の両側から二枚の羽が生えてくる。“ヴィヴェーガ（識別）”と“ヴァイラーギャ（無執着・離欲）”という二枚の羽が。
そして、鋭く明晰な知性と結びつき、鋭利な鼻となり、それが繭を切り開く。そして、蚕の幼虫は、美しい蛾となってそこから抜け出し、その魅惑的な羽で舞い上がり、脱ぎ捨てられた彼らの檻を見下ろす。「さあ、行こう。私たちはもう二度とそこには戻らない。」

この話を実際に我々の実生活に置き換えてみると、確かに自分が楽しんでいる時は周りが見えなくなっていて、叡智ある人の話を聞いたとしても自分の心には響ない。
誰もが自分が楽しい時、うれしい時はこの世で自分が一番ハッピーだと思っていて、とうてい人の話には耳を傾けないだろう。仮に、耳を傾けたとしても大して心には響かない。

例えば、僕は野球が好きで、野球の話になってしまうとつい夢中になり、相手が興味を持って聴いているかどうかまで気にしてあげられなくなる事があります。自分にとっては、楽しい話題なので相手にも知ってほしい、共有したいと思っても相手が本当に聴きたいと思っているのかわかりません。
この話を読んで、そんな時の僕は時に利己的で自分の私利私欲の為に行動をしていたのではないか？と振り返る。

人は、何かに夢中になっているときは周りが見えなくなり、今まで出来ていた事が出来なくなったり、つい忘れてしまったりする。つまり、僕も普段は相手の表情や言葉を敏感に感じ取ることが出来るのですが、自分が夢中になってしまうとついうっかりそれを忘れてしまう。
でもこれからは、そんな自分を振り返り、自問する事で自分を客観的に見て評価するように心がけたいものです。

そして、これはヨガのインストラクションにも通じるものがあるのではないか？と自分なりに新しい発見をした気になっていますWW

ヨガのインストラクションにおいても、常に自分の言いたいことが相手にきちんと伝わっているかが大切だと思います。
これからも、スートラの教えを参考に残り数週間のRYT200も頑張っていきたいと思っています。

素晴らしい師匠と優秀なクラスメイトと学べるのも残りわずか。
僕もお二人の良いものを沢山取り入れてヨガインストラクターとして、１日も早くスタジオデビューして、無理をしないヨガを心掛けながら、スートラの教えも織り交ぜつつ、ヨガの素晴らしさを伝えていきたいと思います